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FDAの承認・クリアランス・登録の違い:医療機器供給業者を確認する方法
米国市場向けに購入する前に、FDAの用語を理解し、公式データベースを検索して、供給業者の資料が対象の医療機器、使用目的、適用される免除と一致するかを確認しましょう。
出典確認日:2026年10月21日
医療機器供給業者を確認するには、対象となる機器とその使用目的を特定し、FDAでの市場投入経路を確認したうえで、製造業者と供給業者の役割を該当する記録と照合します。施設登録と機器リスティングは、FDAの承認、クリアランス、許可を意味しません。FDAは機器登録証明書を発行していません。公的証明書のように見える書類だけでは、その製品が米国で適法に販売されているかは判断できません。
承認、クリアランス、登録:用語の意味
その製品にどの経路が適用されるのかを供給業者に尋ねてください。各用語は異なる手続きを表し、企業が販売するすべての機器を一括して認めるものではありません。本ガイドは通常の商業供給を対象とします。緊急使用許可やその他の特別な経路に基づく主張であれば、その経路の現在の範囲と条件を別途確認してください。
| 供給業者の主張 | 意味 | 確認すべき資料 |
|---|---|---|
| FDA承認済み | 市販前承認(PMA)の対象機器では、FDAが指定された機器と用途について申請を承認しています。 | PMA記録、承認文書、ラベリング、該当する補足申請。 |
| FDAクリアランス取得済み | 510(k)クリアランスは、適法に販売されている比較対象機器との実質的同等性を認めるものです。 | 510(k)番号、決定、入手可能な要約または声明。使用目的・適応を照合します。 |
| De Novo申請が認められた | FDAが新規性のある機器をクラスIまたはIIに分類する申請を認め、適用される管理の下で販売できるようにしています。 | De Novo番号、認容の決定書、入手可能な審査結果の要約。 |
| FDA登録済み/リスティング済み | 施設登録や機器リスティングは、施設と機器に関する情報を記録するものであり、販売許可ではありません。 | 施設の現在の名称・所在地等、業務内容、該当する機器リスティング。 |
| 510(k)免除 | 機器が免除の条件と制限に適合する場合、510(k)なしで販売できます。 | 製品コード、分類規則、その機器と用途についての書面による根拠。 |
| FDA登録証明書 | FDAは機器登録証明書を発行せず、登録情報を認証することもありません。 | 公式記録を直接確認します。第三者の証明書はその代わりにはなりません。 |
ステップ1:製品を特定できるだけの情報を求める
検索前に、実際の機器と包装ラベルの写真、最新の使用説明書、以下の情報を求めてください。これは購買審査用の推奨資料であり、FDAがすべての場合に一律に要求する書類一式ではありません。
- 製品と構成。 ブランド、機器名、型式、カタログ番号、関連アクセサリー、該当する場合はソフトウェアのバージョンを記録します。ラベルにUDIが記載されていれば、それも含めます。
- 使用目的。 医療上の目的、患者群、想定する使用者と使用環境を明らかにし、家庭用か専門家向けかも確認します。供給業者の広告上の主張は使用説明書と一緒に保存してください。
- 企業と役割。 製造業者の正式名称と住所、販売者の役割、ブランド所有者、仕様開発者、受託製造業者、輸入業者の関係を確認します。
- 規制上の根拠。 実際の510(k)、De Novo、PMAの番号と裏付け文書、または免除を裏付ける製品コード、規則、説明を求めます。施設登録番号と市場投入に関する申請番号を区別してください。
ステップ2:機器分類と免除を確認する
FDAのProduct Classificationデータベースを開きます。機器の一般名称または供給業者の製品コードで検索し、該当する結果を開いて、分類名、規則番号、クラス、申請種別を記録します。リンク先の規則を読み、その機器の定義に製品が合致するか確認してください。似た名称やクラスの番号だけでは不十分です。
クラスIの機器の大半とクラスIIの一部は、510(k)の要件が免除されています。適用される免除がその機器を対象にしていれば、510(k)クリアランスは不要です。ただし免除には制限があります。分類規則と適用される制限を確認してください。制限は関連する機器規則のパートの.9節に定められていることが一般的です。使用目的や基本となる技術の違いが重要になる場合があります。実際の製品が制限の範囲内にある理由を供給業者に説明してもらいましょう。
510(k)免除によって、機器や施設の登録、リスティング、ラベリング、品質システムに関する要件まで自動的に免除されるわけではありません。別個の免除がない限り、その他の管理は引き続き適用されます。「クラスI」「低リスク」だけで全面的な適合と判断せず、適用する免除を個別に記録してください。
ステップ3:適切な市場投入データベースを検索する
末尾の出典にある公式検索ページを利用してください。ブランド名より正確に検索できる供給業者の申請番号から始めます。番号が不明なら、機器名と申請者名で試します。検索結果は、実際の決定と裏付け資料を確認するための入口として扱ってください。
- 510(k)の場合。 「510K Number」に番号を入力するか、「Applicant Name」「Device Name」を使用します。記録を開き、決定、機器名、申請者、製品コードを確認します。入手可能なクリアランス通知と要約または声明を読み、使用目的・適応も確認してください。申請番号があることや審査中であることだけでは、クリアランス取得の証明になりません。
- De Novoの場合。 De Novoデータベースを番号、機器名、申請者名で検索します。FDAが申請を認めたことを確認し、決定書と入手可能な審査結果の要約を読みます。機器、使用目的・適応、適用される管理を照合してください。同じ分類に別の機器があることは、提供される製品の販売許可にはなりません。
- PMAの場合。 「PMA Number」、申請者、機器で検索します。承認文書とラベリングに加え、提供されるバージョンに関連する補足申請を確認してください。現在の型式と構成を裏付ける文書を製造業者に特定してもらいます。
ステップ4:施設とその実際の役割を確認する
Establishment Registration & Device Listingデータベースを、施設名または商号、登録番号/FEI番号、所有者・運営者の情報で検索します。正式名称、住所、表示されている状態、業務内容を供給業者の説明と照合します。該当する機器リスティングと関連する申請番号は、施設の記録とは分けて確認してください。
登録義務は業務によって異なります。例えば、機器を輸入しない米国内の販売業者は一般に登録や機器リスティングが不要ですが、最初の輸入業者であるinitial importerは登録が必要で、機器リスティングは提出しません。FDAの役割別表では、製造業者、ラベル変更業者、仕様開発者、輸入業者、その他の施設を区別しています。その役割では独自の登録が不要という理由だけで販売者を不適格としないでください。
公開登録データベースは定期的に更新されるため、提出済みの変更が反映されるまで遅れが生じる場合があります。結果が見つからなければ、正式名称の一部、少ない検索項目、製造業者の情報で試してください。名称、住所、更新時期の相違について説明を求めましょう。検索で確認できないことは追加調査の理由にはなりますが、違法な供給の証拠には直結しません。
ステップ5:資料を対象の機器と照合する
供給業者の主張を受け入れる前に、この照合チェックリストを使用してください。プライベートブランド名や販売業者名は、FDA記録の申請者と異なる場合があります。FDAは、クリアランス取得済み機器の販売やラベル変更に別の510(k)を必要としない場合を説明していますが、ラベリングや機器の重要な変更には新たな申請が必要となることがあります。すべての再販売業者に独自のクリアランスが必要だとも、他社の番号だけで足りるとも決めつけず、供給される製品との関係を書面で確認してください。
- 同一性と追跡可能性。 製造業者は、提示されたブランド、型式、カタログ番号と記録上の機器との対応を示せますか。名称が異なる場合は、書面での型式対応表と取引関係の説明を求めてください。
- 用途と主張。 想定する目的、患者群、使用者、使用環境は、裏付けられた使用目的・適応と最新のラベリングに一致していますか。資料に裏付けのない診断上の主張や家庭用の主張が追加されていないかを確認してください。
- バージョンと構成。 提供されるアクセサリー、ソフトウェア、滅菌・非滅菌の状態、関連する設計変更は、文書に示された根拠の範囲内ですか。相違点を製造業者に説明してもらい、該当する場合は後のクリアランスやPMA補足申請を特定してください。
- 未解決事項。 各不一致、求める資料、回答の確認担当者を記録します。公開記録にすべてのプライベートブランド型式や後の変更が記載されるとは限りません。結論を出す前に、製造業者の裏付け文書を求めてください。
具体例:番号は本物でも、製品との対応が不明
供給業者が家庭用として広告する手首式血圧計を提示したとします。登録証明書と本物の510(k)番号が送られてきましたが、公開文書にあるのは別会社名義の、専門家向けの別の上腕式モデルです。これは仮想の購買事例であり、実在の製品に対する判断ではありません。
登録証明書はこれらの相違を解消しません。最新のラベリング、実際の製造業者の情報、提示された型式と販売根拠を結びつける書面を求めてください。手首式と上腕式の構成、家庭用と専門家向けの使用環境について、それぞれ説明が必要です。別のクリアランスが提示型式を対象としているなら、その記録を確認します。関係と用途が裏付けられない場合は購買審査を継続し、未解決の点を規制審査の責任者に回してください。
供給を受け入れる前に日付入りの確認記録を残す
型式ごとに、製品の同一性と使用目的、供給業者・製造業者の役割、分類と免除の根拠または市場投入の決定、公式記録のURLと検索日、ラベリングと型式対応、未解決事項、確認者の結論を記録します。型式、主張、供給元の製造業者が変わったときに結論を再確認できるよう、使用した資料を保存してください。
FDAのMedical Device Recallsデータベースも製品、企業、申請番号で検索してください。関連通知から、対象型式、ロット、日付、必要な対応を確認し、適用される是正措置を供給業者に尋ねます。データベース掲載や回収の分類は、企業による最初の顧客連絡より後になる場合があるため、製造業者の最新通知も確認してください。検索結果がないことは、安全の保証にはなりません。
この手順は、記録した製品と用途について供給業者の資料を確認するものです。機器固有の管理、輸入要件、品質マネジメント、市販後に継続する義務の全面的な確認に代わるものではありません。購入や輸入を決定する前に、重要な未解決事項を適切な専門知識を持つ規制担当者と解消してください。
Regunowで医療機器供給業者の資料を確認する
Regunowを使って米国の医療機器要件を調べ、公式情報源を確認し、供給業者の資料を分析しましょう。機器の同一性、適用経路、資料の不足をレポートにまとめ、規制・購買チームによる審査に活用できます。
供給業者の確認を始める公式資料
- FDA · 「FDA登録済み」「FDA認証済み」の医療機器は存在するのか
- FDA · 製品分類データベース
- FDA · クラスIおよびクラスII機器の免除
- FDA · 医療機器の免除:510(k)およびGMP要件
- FDA · 510(k)市販前届出データベース
- FDA · 510(k)市販前届出:クリアランス、流通、変更
- FDA · De Novo分類データベース
- FDA · De Novo分類申請
- FDA · 市販前承認(PMA)データベース
- FDA · 施設登録・機器リスティングデータベース
- FDA · 登録、リスティング、手数料の支払いが必要な事業者
- FDA · 登録とリスティングの検索
- FDA · 医療機器回収データベース


